2017年10月

気になるテキストを取り上げ、詳細にご説明をいたします

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新たなリーダーシリーズ!Seed LearningのWorld History Readers

小学校での英語必修化引下げ、教科化決定を受けるなど、英語教育の早期化が早まる中、多読学習がますます注目を集めています。多読自体は以前から効果の高い学習法として高い評価がされ、研究も進められておりますが、英語教育全体に注目が集まる中、ますます関心の高まりを見せています。

そこで本日はシードラーニング社の新しいシリーズWorld History Readersの1冊を取り上げて、ご紹介をさせていただきます。

World History Readersは6レベルからなるシリーズで、CEFRでA2からB2までと比較的レベルの高いシリーズと言えます。

今回は一番下のレベル1から"The Tower of Babel"のご紹介をいたします。

The Tower of Babel (level 1) A2,基本語数526語、1296円(税込)

「バベルの塔」といえば、聖書の中にも登場する巨大な塔のことで、現代では実現不可能な比ゆ的な表現に使われることもあります。

バベルの塔にまつわるお話は「神話」となっていますが、われわれ人間の言葉の多様性に関連するお話しの大半はほとんどバベルの塔にかかわる、といわれているようにこのお話は言葉の多様性を考えるリーダーになっています。

 

 

レベル1なので、写真やイラストが多く、初心者にもとっつきやすいです。

難解な話題ですが、限られた語数で表現をしているので読みやすく理解もできます。

What do you think? 専門家の見解を紹介し、「あなたは世界の様々な言葉はどのようにして成り立っていったのですか?」と投げかけています。

クリティカル・シンキングを刺激し、ディスカッションやプレゼンテーションを行うのもいいでしょう。

 

巻末には年表や重要語彙の紹介、理解度チェックを図る問題も掲載しています。

またオーディオCD付なので、多読、多聴にも使えます

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