2017年7月

気になるテキストを取り上げ、詳細にご説明をいたします

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Uncover

ケンブリッジ大学出版

対象:中学-高校生 レベル:全4レベル

中学、高校生の興味をそそる、リアル・ワールドなコンテンツとDiscovery Educationのキレイな写真やビデオを通して楽しくかつ実践で使える英語力を身につけられるのがケンブリッジのUncoverです。

下はレベル1(一番やさしいレベル)の1ページです。

大きくきれいな写真が目を引きますね。

「学校生活」と学生には親しみやすいユニットです。世界の同年代の学校生活(中国のカンフー学校などがリーディング・テキストで紹介されたりします)を見て学びながら実践的な会話力を身につけていきます。

これなら英語が苦手な生徒も学習が苦になりませんね!

また巻末にはCLIL(Contents Language Intergraded Learning)のレッスンが5ページあります。

下は同じくレベル1のCLILページ。

世界のトウモロコシの収穫量を習った英語で学習します(英語で社会(地理))。

地図をみて、トウモロコシの収穫最も多い国はどこかな?

また短いビデオを見てから、質問に答えましょう。

・中国の人があまり食べないのは次のうちのどれ? 1:スープ 2:トウモロコシ 3:パン

意外な事実が分かるかも。

英語で他教科や、世界の文化、いろいろなことを知る、ことがCLIL学習です。

こうなると英語は最終目標ではなくて、道具の意味を持つようになりますね。

Uncoverの販売ページ(レベル1)はこちら→

 

 

 

中学、高校、大学と10年間も英語を勉強しているのにちっとも話せるようにならない・・・

そんな悩みを抱える日本人は多いと思います。

センゲージラーニング社のTake it Easy!というテキストは楽しく、コミュニカティブなスピーキングとリスニングを伸ばすテキストです。

レベルは準中級程度で、一般的な日本の高校生、大学生くらいにちょうどよさそうです。

大きな特徴は自然な会話実用的な言い回しや表現を習得できる、というところに焦点を置いて作られました。

 

テキストは12章、1章は6ページで構成されています。

トピック・ベースで「外出」、「エンターテイメント」、「社会」など一般的なものが選ばれています。

各章の構成は・・・

Building Blocks・・・有用かつ自然な表現を紹介(Building Blocksは1章に2回出てきます)

Listen In・・・Building Blocks の中のリスニング練習箇所。練習問題は短く簡潔です。生徒さんはトピックに関連したリスニング・スキルを伸ばします。

Speak Out・・・Building-で習った自然な表現を使って、生徒さんに英語で自分のことを表現するなど発話の機会を与えます。

Speaking Strategy・・・ちょっと難しい「チャレンジング」なナチュラル表現を紹介。生徒さんはもっと自然に会話を行えるような練習をします。

おしまいにWrap it Upで復習をかねて章を通してどれだけ身に付いたのかを確認。

最後には章で習ったWord Bankを掲載。わからない表現は辞書を引いてみよう。

下は「食べ物、飲み物」という章の1ページ。「好き」を表現するフレーズに「I kind of like Greek food(私はギリシャ料理がビミョーに好き」というフレーズを発見。kind of like-,あまり日本の学校では習わなさそうな、ネイティブ表現ですね!

 

Take it Easy!の販売ページはこちらからどうぞ!

 

 

プレゼンテーションというと企業や学会での発表をイメージされる方も多いのでは。

しかも英語のプレゼンとなると、ハードルが一気に上がる感じがします。

プレゼンテーションはルールを覚えて練習をすることが肝心。ジュニアのうちから練習を積んで聞き手に伝わるプレゼンに必要なポイントを学んでいきましょう。

そこで今回注目したいのはmpi松香フォニックスのPresentation Workbook (3 levelあり)です。

表紙はレベル1

この教材はユニットごとに、Step1から5まで段階を踏んで英語のプレゼンのコツを学んでいくわかりやすい構成です。

Step 1: Watch it! テキストに付属しているDVDのサンプルプレゼンを見ます

Step 2: Write it! サンプルプレゼンのスクリプトが掲載。もう一度DVDを見ながらスクリプトを読みます。またスクリプトの下線が引かれている単語を自分のスクリプトに置き換えて書いてみます。

Step 3:Design it! いよいよ自分自身のプレゼントを作ります。Step 2のWrite it!でメモをしたことをもとに自分のプレゼン・スクリプトを清書します。また、ポイントに気を付けながら、自分が見せるスライドのイメージを手書きします(できれば実際にPCを使ってスライドを作ってみましょう)

Step4: Present it! プレゼンを行うための準備をします。スクリプトを覚えるためのコツとして「アイコン」を描いてみる、そしてアイコンを見ながらスクリプトを言ってみましょう。またアイコンタクトなどプレゼン技術もここで学びます。そしてリハーサル→本番へ臨みましょう。

 

Step5: Evaluate it! 最後はプレゼンを終了した後の振り返り。ほかの人の意見も聞いてみよう。

評価をし合うことで、国際社会で必要なコミュニケーション能力を伸ばします。

Presentation Workbook Level 1 テキストDVD付 1,700円+税 販売ページはこちらです→